「概要」

風頭山は標高597メートル、岡崎市の旧額田町の東部、本宮山や闇苅渓谷の西に位置しています。国土地理院の地形図には風頭山の山名がないほど目立たない山ですが、ピラミダルな山容は美しく、周辺では目立つ山といわれています。

風頭山山頂の南の展望台からの展望はとても良く、眼下に広がる豊橋平野をみることができます。天気のいい日にはきれいに豊橋平野を見渡すことができ、また夜には豊橋平野の夜景を楽しむことができるでしょう。

風頭山はシニア向けというより、登山に慣れている人が登るような山ではありますが、何度も低山で登山をしてきた人なら風頭山にチャレンジするのもいいかもしれません。

登り口から林道を歩き、両側は杉の人工林で、左側に稲荷沢の清流が流れています。20分ほど歩いていくと山道に入り、さらに15分程歩くと林道にでます。左折してまっすぐ進むと登山口に着きます。

ここからの道は大変かと思いますが、登山口までの道のりで体の準備運動ができたと思うのでゆっくり登っていってください。

ジグザグの道を急登して30分ほどで眺望があります。ここで一度軽く休憩をとってください。さらに15分ほど登っていくと山頂に着きます。山頂での眺望がないため南側の踏み跡を少し下がることをオススメします。

「アクセス」

風頭山へのアクセスは車で向かうといいでしょう。豊川ICから国道151号、県道334号で30分程です。登り口は宮崎小学校の南の林道分岐箇所です。

「その他」

風頭山は愛知県岡崎市にあります。駐車場は登り口である宮崎小学校の南の林道分岐箇所から東へ100メートル行ったところにありますが、ごくわずかなため駐車できない場合もあります。

風頭山の周りには休憩所がないため、登山している間に休憩をとることが必要となってきますが、山頂から南へ少し下がったところに休憩するには好条件の場所があります。

風が強い日には風除けにもなるので、昼食や軽食をとるのもいいかもしれません。