訪問介護サービス(自宅訪問)
自宅まで来て、身の回りの世話をしてくれるサービスです。
具体的なサービス内容を教えて下さい
ホームヘルパーの資格を持っている「訪問介護員」が利用者の自宅まで出向いて、「食事、入浴、排泄」などを介助する”身体介護”や「掃除、洗濯、料理、買い物」などを行う生活に関する支援を行う”生活介護”を行います。また病気や怪我などで自力で病院まで行けない人のために介護専門の車に自宅から乗車させ、移送を行い、安全に降ろすというサービスを展開する事業所も増えています。家族が車を所有していても、利用者によっては乗車させるのが困難である事があります。ですが、自宅訪問を行っている業者は専門家であり、介護専用車は利用者を安全に乗せるために設計されていますので、安心して任せる事が出来ます。
利用するにはどうしたらよいですか?
まずは住んでいる市町村の窓口で、「要介護認定」を受ける必要があります。「介護保険担当課」が窓口ですが、自分で申請するのが困難な人は”在宅介護支援センター”や”指定居宅介護支援事業者””介護保険施設”が代行してくれる場合もあります。「要介護」「要支援」の認定は「訪問調査」という「一時判定」を行います。次に主治医の「意見書」などを含め「総合的に」専門家が判断します。これを「二次判定」と呼称します。認定の結果「要支援1から2」「要介護1から5」と7段階に判定されます。その上で、居宅介護支援事業者に連絡してサービスが提供されます。
費用はいくらぐらいかかるのでしょうか
事業所によって金額が変わります。「要支援1か2」と認定された人は「介護予防訪問介護」というサービスに振り分けられます。週1回の利用、週2回の利用、それを超える利用で支払額も大きくなります。介護保険適用により1割負担となり、週1回の利用で月額千円を超える支払い金額となります。「要介護度」が「1から5」と認定された人は「訪問介護」のサービスを受けられます。”身体介護””生活介護”共に20分から30分ごとに一割利負担で数百円の実費支払いとなる事業所が多数です。