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老後に怯える淑女のためのマネー講座・専業主婦の投資講座

専業主婦にも豊かな老後を!

専業主婦のための投資講座

主婦投資昔は3食昼寝付きと労働条件に恵まれていた専業主婦ですが、現在はそうも言ってもおられないようです。好景気だった頃は遠い昔、現在は老後の貧乏恐怖症が、安寧であったはずの専業主婦の心を蝕びつつあります。専業主婦は投資をしたくても資金が乏しいことが悩みの種ですが、貴女には充分な時間と、学生時代に培った教養があるではありませんか。投資金融商品といっても数万円から買える商品だってあるのです。まず、まとまったお金があったら定期預金を作るより国債を購入すべきです。国債は元本保証の確定利回り商品であるうえに、過去利息が不払いになったことはありません。元本割れリスク覚悟してでも資金を増やしたい方には、投資信託や株式がお勧めです。
貴女は、「株は怖い」、「敷居が高い」、「お金がない」と思われるかもしれませんが、現在はそんなことはありません。パソコンで取引するネットトレードなら敷居も高くありませんし、数万円程度から買えるミニ株なら予算のことを心配をする必要もありません。最低限の株式市場や経済の知識は必要かもしれませんが、初心者のうちは投資分析まで行う必要はありません。財務諸表の経常利益欄を見て、貴女が購入を検討する企業が利益を挙げているか否か判断できれば充分です。それも面倒だといわれる方は、投資運用会社の専門家に株や債券を運用してもらい、分配金や譲渡益を狙う投資信託を購入されたらよいでしょう。

これで3つの問題はおおよそ解決しますが、一点だけ注意をしておきましょう。国債は元本保証商品ですが、株や投資信託は元本を保証する金融商品ではありません。また、投資信託は投資会社が運用しても元本割れの責任は投資家に帰することが基本です。それだけに株を買う企業の銘柄や投資信託の運用会社の選択が重要になる訳ですが、専業主婦は会社員と違って調査や勉強をする時間が充分にあるはずです。ネットや経済誌などを利用して慎重に選択してください。ご存じの方も多いと思いますが、来年1月から少額投資非課税制度「ニーサ」が導入されます。少額の投資に限り、株や投資信託の譲渡益が非課税とされますので、これを機に株式市場に参画してみて下さい。ネットトレード系の証券会社では、ニーサ口開設顧客に限り取引手数料を免除したり一律105円とする会社もあるようですので、興味のある方は調べてみて下さい。取引会社の選定も投資活動の一環なのです。貴女も豊かな老後を送るために、専業主婦の余暇をを有効利用してみませんか?

 

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