良トレ　第６回　高齢者でも簡単に出来る足のトレーニング

なぜ足のトレーニングが必要なのか？

足は、身体を支えるという重要な役割をもちます。したがって足に異常があると、下半身の機能を低下させ、転倒リスクを高める可能性があることが明らかになってきました。いつまでも自分の足で歩けることは、自立した生活をおくる上で重要な鍵となります。

○効果

下腿の筋肉を強化する事で、アーチを強く保ち、偏平足や外反母趾の予防。

足のトレーニング　ポイント

１，グーパー運動　目標回数：10回×２〜３セット

１、裸足になり、指がちゃんと動いているか確認するように運動をします。
２、足の指をグーの形に曲げます。足の指の根元から曲げることが大切です。必要であれば手を使って軽く曲げます。
３、パーの形に広げる際、足の指が上に反らないように広げることが大切です。はじめは手を使って親指と小指を広げます。

２，タオルギャザー　目標回数：２〜３セット

１、床にタオルを置き、足を乗せます。踵の部分はタオルの外において置くと動作が行ないやすくなります。
２、足の指を曲げてタオルを掴みます。親指だけを使うのではなく、小指も意識し全体的に使用します。
３、タオルを掴んだまま足先を少し浮かせ、その後タオルを離します。タオルを離したら①に戻り、繰り返し徐々にタオルを引き寄せてきます。すべてのタオルを引き寄せるまで行ないます。

安藤貴道（あんどうたかみち）
良トレ代表
愛知県蒲郡市出身　中央大学体育学部健康科学科操業
NSCA認定パーソナルトレーナー、健康運動指導士、全米ヨガアライアンスなどの資格を持つ。
パーソナルトレーニングとは、お客様の目標達成のために最適なコンディショニングプログラムをご提供するものです。