終活 第8回
トワーズ代表取締役 深谷憲弘氏
安心して余生を送るために 人生の終わりを自分らしくより良いものに
これからのお葬式事情
変わりゆく葬儀感
時代の流れに伴いあらゆる事柄において変化が生まれるのは必然的。葬儀の考え方の移り変わりももちろん例外ではなく、社会の状況や生活環境の変化により人々のニーズは多様化してきています。
ご自身はもちろんご家族や近しい方が満足できる葬儀ってどのようなものなのでしょうか…。ぜひこの機会に人生の最期のセレモニーについて少し考えてみませんか。
さまざまな葬儀のカタチ
皆さんのお葬式イメージはやはり、定番の白木祭壇がメインの派手な一般葬でしょうか。
しかし、2010年の日本消費者協会の調べによると、時代が求める今後の葬儀のありかた第一位は「形式やしきたりにこだわらない自由な葬儀があってもよい」という回答でした。
つまりは故人やご遺族の想いを尊重したオリジナリティあふれるお別れのカタチが、主流になりつつあるといっても過言ではありません。
ここ数年、多くのメディアに「家族葬」が取り上げられていることにも納得がいきます。
「家族葬」が求められる理由
「家族葬」のニーズが高まる理由のひとつとして、価格の魅力性は外せませんが、その他にもメリットは数多くあります。
親しい方達だけで心地よい時間、心温かな空間を共有し、故人としっかり向き合うことができるのは「家族葬」の最大の魅力です。
一般葬に比べて、心の安らぎはもちろん時間や費用などあらゆる面においてゆとりを感じていただけることでしょう。
今も昔も変わらないこと
葬儀のカタチは変化しても、今も昔も変わらないのが大切な人への「感謝」の気持ち。それは、送る側も送られる側も共に云えることで、葬儀とは心からの「ありがとう」を伝えるセレモニーでもあるのです。
故人の想いはもちろん、ご遺族や親しい方の想いを届けることが最優先。
そんな心通うお葬式を皆さんが実現できることを願っております。