地域においてグループホームの整備を進める理由
各地域でグループホームの整備が進められています。その理由として
①地域生活移行
②住み慣れた地域で暮らす
③家族からの自立
が主にあげられます。
①地域生活移行
施設入所者、精神科病院入院患者
―地域で暮らすことが難しい方(専門的な支援が随時必要な方等)
―地域で暮らすことが可能な方(比較的障害の程度が軽い方)⇒退所、退院して地域で生活(地域生活移行)
②住み慣れた地域で暮らす
遠く離れた施設への入所ではなく、障害者の生活を地域で支えるためには…⇒地域に受け皿が必要
③家族からの自立
将来的には一人暮らしをしたいがまだ自信がない…⇒グループホームを利用し、世話人、生活支援員の補助を受けながら自立の準備
グループホームでの生活
■ ・平日 ・土日・祝日
朝 起床、朝食、送り出し 起床、朝食
昼 作業所など 余暇支援等
夕方~夜 夕食、入浴、就寝 夕食、入浴、就寝
利用者の就労・日中活動場所
就労継続B型を利用される方が3割以上(複数回答有)
出典:一般社団法人日本グループホーム学会調査研究会「グループホーム調査2012」(GHを運営する全国3,985法人(入居者21,582人)を対象に調査)
休日の過ごし方
休日をホームで過ごす方が多い ※調査時、直近の1ヶ月間(複数回答有)
出典:一般社団法人日本グループホーム学会調査研究会「グループホーム調査2012」(GHを運営する全国3,985法人(入居者21,582人)を対象に調査)
グループホーム利用者数の状況
人口10万人当たりのグループホーム利用者数(H22)
全国平均 56.6人
島根県(全国1位) 122.6人
愛知県(全国46位) 28.5人
出典:第3期障害福祉計画における都道府県の数値目標及びサービス見込量・比較(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課)