毎日の食事を見直してみましょう！1

　秋から冬にかけては行楽・年末・新年と普段と違う生活をする機会が多く、食生活も乱れがちになります。食事について少し考えてみましょう。農林水産省のホームページの中に食事バランスガイドというページがあります。食事バランスガイドとはコマのイラストにより、１日分の食事を表現し、これらの食事のバランスが悪いと倒れてしまう事を表現しています。年代別の解説書がありますので、その中のシニア向け解説書を少しご紹介しましょう。

【バランスの取れた食事】
シニア世代が元気で健康な生活を送るためには、栄養のバランスの取れた食事を心がける必要があります。加齢に伴い、新陳代謝の速度が遅くなり、内臓の機能も低下します。このため、シニア世代は、特に食べ過ぎや栄養不足に注意をして栄養のバランスの取れた食事を適量摂りましょう。

シニア世代の１日分・・・主食（毎日の生活のエネルギーのもとになる炭水化物等の供給源。ごはん・パン・麺）は普通盛りご飯で３杯程度。副菜（からだの調子を整えるビタミン、ミネラル、食物繊維等の供給源。野菜・きのこ・いも・海藻料理）は野菜料理５皿程度。主菜（血液や筋肉等を作り、体力や免疫力の維持にも役立つたんぱく質等の供給源。肉・魚・卵・大豆料理）は３皿程度。牛乳・乳製品（人に必要な栄養素をバランスよく含み、特にカルシウムの供給源）は牛乳だったら１本程度。果実（ビタミンＣ、カリウム等の供給源）はみかんだったら２個程度。

【健康で過ごしましょう】
シニア世代が健康で自立した生活を送る事。これは社会にとっても、家族にとっても望ましい事であり、そして、何よりもシニア世代の方々自身の願いです。シニア世代が健康長寿を全うするためには、老化としっかり向き合い、その進行をできるだけ遅らせる工夫をする事が大切です。そのためには、栄養バランスの取れた食生活、適度な運動や休養による体力維持とともに、生きがいや楽しみを感じながら、日々の生活を送る事が重要なポイントとなります。

以上のように紹介されています。また、食べたものと量を書き込んでいけるチェックシートも載っていますのでぜひご活用して毎日の食事で健康な体を保ちましょう。

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