認知症と家族~お笑い芸人のにしおかすみこさんの体験から~
家族が「認知症では?」と思っても、病院で認知症の診断を受けるのも、連れていくのも一苦労です。「私は違う。」と本人も認めにくいでしょうし、説得するのも大変です。
日々、症状は進行していきます。家族の協力や、もっと病気を知ってもらうことが何より大事です。公的な福祉サービスを利用していない方もみえるので、もっとサービスの利用を知ってもらうとか病院と公的な福祉サービスの連携も大事なのではないかと考えます。
認知症の家族を抱え、家族全員が協力できるうちはいいのですが、だんだん高齢化したり、核家族だと子供が一人全て背負ってしまわないかという心配があります。
にしおかさんは、父は酔っ払い、母は認知症、姉はダウン症と介護をするには大変な環境、状況が揃っています。それでも悪戦苦闘しながら、認知症のお母さんたちの世話をしています。
自分を大切にするのも大事だと思います。
にしおかさんは上手く気分転換の方法などを見つけ、実践しています。これはできそうで、なかなかできないことだなと思います。
つい怒ってしまいがちになりそうですが、怒っても根気強く粘り強く相手を認めてあげる、とか大事だと思います。
参考:NHK福祉情報サイト ハートネット『カオスな実家暮らし にしおかすみこさんの介護』https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/670/