【医療】身近に潜む危険 やけどに注意!(平成24年11月号掲載)
身近に潜む危険 やけどに注意!
朝夕が肌寒くなり、冬が近づいてきました。これからの季節は日常の家事のほかに、寒さに伴う暖房器具の使用が増え、やけどの危険が高まります。“たかが、やけど…”と甘く見ていませんか? 加齢によって、皮フは薄くなります。
そのため、やけども深くなりやすいのです。また、心肺機能が低下していて治療に耐えられない場合や、完治後の介護負担増など、日常生活にも影響が出てきます。
特に、高齢者の方は認知能力・身体機能が落ちていき、危険を感じにくかったり、とっさに逃げられなかったりします。ポットが転倒しやすくないか、暖房器具の使い方は適切かなど、自分の周りを点検してみるとよいでしょう。
その視点が、予防につながります。