訪問看護師とホームへルパーの違い
訪問看護師とは、訪問看護を行う看護職員のことをいいます。病院や診療所、訪問看護ステーションに所属します。訪問看護師が訪問する際には徒歩、自転車、原付バイク、自転車などです。また訪問看護師として活動するためには看護師の資格が必要になります。訪問看護ステーションでの採用には数年の臨床経験が求められることが多いです。また車で訪問する際には普通自動車免許を必須条件としているところもあります。
また、ヘルパー2級または介護福祉士の資格を持ってる訪問介護員が訪問して掃除や調理などの生活援助や排泄介助などの身体介助をするのがホームヘルパーです。
ここで訪問看護師とホームへルパーの大きな違いがでてきます。それはホームヘルパーには医療行為とみなされるものは含まれません。ホームヘルパーが医療行為をすることは禁じられています。
ホームへルパーの資格が国家資格でないのに対し、看護師は国家資格であり、医療全般の詳しい知識と技術が要求されます。また介護福祉士は介護職の国家資格として挙げられています。より専門性の高い職種ではありますが、訪問介護として実施できるケア内容はホームへルパーと大きな違いはありません。
簡単にいうと生活上の支援や介護サービスに関してはホームヘルパーが対応していきますが、医療行為はできません。そのため訪問看護師は介護サービスではカバーがしきれない医療行為の部分をサポートしていくのが大きな役割となってきます。