新人の訪問看護師にとっては訪問看護師として欠かせないことを学ぶ必要があります。

まず、新人の訪問看護師に必要なことは、時代の変化があるということを知ることが必要となってきます。普段の生活が時代によって変わっていくことと同時に、訪問看護の変化の背景には必ず時代の変化があります。そのため時代によって、他のサービスの量と質によって、制度の内容によっては訪問看護に求められる内容が変わっていくということを知っておくことが必要になります。

また訪問看護は何をする仕事なのか、訪問看護の役割は何なのかという歴史から学ぶことは、今現在の訪問看護を学ぶということであり未来の訪問看護を見通すことになってきます。いざ新人訪問看護師として訪問すると、自分自身に責任がある行動が求められる反面、利用者としっかりとしたコミュニケーションや、しっかりとした看護の提供ができるようになります。最初は自分が責任をもってやらないといけないという不安はあるかもしれませんが、利用者にとっては訪問看護師が来るのを待ち遠しく思っていることもあります。

最初は先輩の看護師と一緒に訪問看護していきますが、先輩看護師のいい部分を見習い、またわからないことは積極的に聞いてベテランの訪問看護師として成長していきます。
もちろん病棟勤務の経験がないと非常に不安なことが多いかと思いますが、研修制度や教育制度が充実している訪問看護ステーションでは、訪問看護師として自信が持てるように指導してくれるのでいろいろなことを学ぶことができます。また時代の変化、サービスの変化をいち早く収集することも重要になってきます。