良トレ 第5回 高齢者でも簡単に出来る椅子を使った筋力トレーニング
なぜ筋力トレーニングが必要なのか?
一般的には、筋力は20歳代にピークを迎え、その後徐々に低下し、60歳を過ぎると劇的に低下します。
何もしなければ少しずつ減っていきます。低下を抑えるために筋力トレーニングが必要になります。
○効果
高齢者であっても、積極的な筋力トレーニングを行えば、加齢による筋力・筋量の低下を防ぎ、さらに増強することが可能です。同時に、持久力や、柔軟性、バランス能力も向上することができます。
日常の活動量が低下してくると、次第に運動機能が低下します。
自立した生活のためには筋力トレーニング等の運動が必要です。
○ポイント
・1日に15~20回×2セットを目安に行いましょう。
・反動をつけずに、ゆっくり動かしましょう。
・呼吸は止めないようにしましょう。
・筋肉が動くのを感じながら行いましょう。
・痛みがある場合は、無理をしないようにしましょう。
筋力トレーニング 下半身
(1)大腿前
椅子に座り、安定した状態で片脚を持ち上げます。膝の位置を固定してゆっくりと伸ばします。大腿の前側に刺激を感じたらゆっくりと膝を曲げます。
逆脚も同様に繰り返します。
(2)大腿外側
椅子の後方に立ち、軽く両手で椅子を支えます。左脚を軸足にして右脚を真横に上げます。大腿の外側に張りを感じたらゆっくり戻します。
逆脚も同様に繰り返します。
安藤貴道(あんどう たかみち)
パーソナルトレーナー歴9年。
NSCA認定パーソナルトレーナー、健康運動指導士などの資格を持つ。
パーソナルトレーニングとは、お客様の目標達成のために最適なコンディショニングプログラムをご提供するものです。
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