終活 第一回
安心して余生を送るために 人生の終わりを自分らしくより良いものに
エンディングノート
トワーズ 代表取締役 深谷憲弘 氏
エンディングノートとは?
皆さんはエンディングノートというのをご存知ですか。自身の最後を考えた際に、家族や知人に伝えておきたいことが多くあると思います。そんな時に活用できるのがこのエンディングノートというものです。
一冊のノートに自身の思いをまとめることで、家族や知人のためにもなるのです。そんなエンディングノートについて紹介したいと思います。
家族のために今の気持ちを…
このノートは遺言状とは全く違い、法的な拘束力はありません。書きたい時に、書きたい内容を綴ることがこのエンディングノートの一番のポイントです。ゆっくり書くこともできますし、思いがたくさんある場合には多くの文章が並ぶでしょう。それでもいいのです。自分がもし言葉を発せなくなってしまったとき、お葬式のこと、お墓のことなど自分の中での要望を記しておくこともいいでしょう。このノートがあることで家族の皆様に安心を与えることができるのです。
このノートはいざという時とても役に立つものです。
今伝えたいことは今綴るもの
このノートの素晴らしいところがもう一つあります。それは、時が経てばライフスタイルが変わったり、家族構成にも違いが出てきたりします。そうすることで自分の思いにも変化が表れたり、考え方にも多少なりとも違いが生まれるでしょう。
そんな時、変化にあわせて書きなおすことができるのがこのエンディングノートのいいところです。自分の思いを素直に綴ることのできるこのエンディングノートが今話題を呼んでいます。エンディングノートにあなたの生きた証を残してみませんか。家族や知人へのラストメッセージとしてうまく活用してみてはいかがでしょうか。
口ではうまく伝えられない事も、このノートは何でも受け入れてくれます。あなたのラストメッセージを家族が読んだときに、このエンディングノートの大切さがより一層伝わるのではないでしょうか。
自分の生きた証を残すことは自分のためでもあり家族にとっても嬉しいものなので、いざという時あなたの思いを知った家族は嬉しくなると思います。そして叶えてあげたいという思いにつながるでしょう。
ぜひ活用して
みてください。