終活 第二回
安心して余生を送るために 人生の終わりを自分らしくより良いものに
遺骨
遺骨とお墓
仏教では特に決まりはありませんが、お墓への納骨の時期については、忌明けとなる四十九日の法要後に行う場合が多いようです。
下記のアンケートは現代のお墓の所有状況を表したものです。結果を見るとお墓をお持ちの方は約半数以上になります。
しかし、現代の社会ではお墓、つまり遺骨を守ることが難しくなっており大きな問題となっています。
遺骨を守るのは誰か
現代の日本が抱えた社会問題である高齢化、少子化、核家族化のため、「お墓を継いでくれる人がいない」「遠方にあるお墓の管理ができない」といったお悩みをお墓の所有者は持つようになりました。
さらに経済状況の悪化、年金問題などこれからの老後に対する不安はますます大きくなるでしょう。遺骨を誰が管理・維持するのか、家族でしっかりと話し合う機会を持ちましょう。
ご家族の方へ
ご自身やご家族が入るお墓です。お墓を購入される予定の方は、よく調べ信頼できる霊園や寺院墓地に建立するようにしましょう。すでにお墓をお持ちの方でも、「継いでくれる人がいない」「遠方のため管理ができない」などの事情で管理や維持が難しい場合ですが、今は問題を解決する方法がいろいろとあります。
専門家に相談される事で安心して将来を迎えることができるでしょう。しっかりと考えてみてはいかがでしょうか。