餅を知ろう
冬の風物詩〜やっぱり気になる
昔から日本のパワーフード!
鏡餅と鏡開き
①鏡餅はなぜ丸い?
お正月の鏡餅は、新しい年の神様(年神様)の霊が宿る供物といわれています。神社に祀ってある神鏡など昔から鏡は神様が宿るところとされてきたため、鏡餅は円い鏡を模したとされています。他にも心臓の形や、人間関係が円満となる象徴など大切に飾られてきました。
②鏡開きを「開く」という理由
1月11日は鏡開き。神様が宿る鏡餅を包丁で切るのは縁や幸を切るなど縁起が悪く、また武家では切腹を連想させるため、木槌などで叩いて割り、末広がりを意味する「開く」という言葉をあてるようになりました。日本古来の伝統行事であるお正月。お餅を食べて、家族みんなでお祝いしましょう。
お餅をおいしく食べよう!
納豆もち
納豆を醤油などで味付けし、餅をちぎって入れ、からめます。大豆と餅の組み合わせは相性抜群!きな粉餅もその代表格です。
からみもち
餅に大根おろしをたっぷりと和え、醤油などで味付けを。大根おろしには消化を助ける働きがあり、餅をさっぱりいただけます。おろしもちとも言われます。
磯辺焼き
焼いた餅に醤油をつけて、のりで巻いた定番の食べ方です。ハムは刻みネギをはさんだり、七味でピリ辛仕上げにするなどアレンジも楽しめます。
揚げ餅
お供えした餅でぜひ食べたい一品。細かく砕いてしっかり干すのがポイントで、揚げた後に醤油や塩、砂糖などをからめるとおいしいお菓子に大変身。