グループホームとは
障害者総合支援法5条
障害者につき、主として夜間において、共同生活を営むべき住居において相談、入浴、排せつ又は食事の介護その他の日常生活上の援助を行うことをいう。
グループホームの種類
外部サービス利用型
・介護サービスについて、事業所は手配のみを行い、外部の居宅介護事業者等に委託
・介護スタッフ(生活支援員)については配置不要
介護サービス包括型
・介護サービスについては、当該事業者の従業員が提供
・利用者の状態に応じて、介護スタッフ(生活支援員)を配置[
人員
管理者
・従業員及び業務の管理その他の管理を一元的に行う。
サービス管理責任者 ※実務経験や都道府県が行う研修の受講が要件
・利用者の個別支援計画を作成するとともに、サービス内容の評価、日中活動サービス事業者との連絡調整等、他の従業者に対する技術的な指導及び助言を行う。
世話人
生活支援員
・食事や入浴、排せつ等の介護を行う。
グループホーム居宅形態
戸建て
マンション
マンション(ワンルームタイプ)
※リビング的な共有スペースと各自ワンルーム
マンション型の居住スペースを持つホームでも可
※居室、浴室、トイレのほか、共有スペースが必要
障害程度と居宅の関係
各障害程度共通して
「既存の戸建て・二戸イチ・長屋等の一般住宅」が人気
出典:一般社団法人日本グループホーム学会調査研究会「グループホーム調査2012」(GHを運営する全国3,985法人を対象に調査)
入居定員
入居定員は「4~6人」が多い
出典:一般社団法人日本グループホーム学会調査研究会「グループホーム調査2012」(GHを運営する全国3,985法人(共同生活住居4,696件)を対象に調査)
居室の広さ
「6畳」が全体の半数以上
出典:一般社団法人日本グループホーム学会調査研究会「グループホーム調査2012」(GHを運営する全国3,985法人(入居者21,582人)を対象に調査)
平均的なグループホーム
全国的に見て「平均的」なグループホーム
・既存の戸建て住宅で、
・居室が4~6つあり、
・それぞれ6畳程度の広さを持つ居宅
実際の運営上は、当然
「実際に利用される方に適したもの」
でなければならない