介護疲れしない方法
介護疲れしないために日常的に息抜きをしましょう。
介護疲れになっていませんか?
高 齢化社会となり、長年連れ添ってきた配偶者を介護する立場にいる方が増えています。昨今、「介護疲れ」という言葉が深刻化してきています。「夫には長年働 いてきてもらったから、私が一人で介護する」と無理してしまっている方はいませんか?逆に「妻には今まで家庭を守ってきてもらったから、俺が一人でやるの は当然だ」と頑張りすぎていませんか?全てを1人で背負い込むのは止めてください。周りを見渡せば息抜きを出来る事や、話を聞いてくれる人が必ず居ます。 介護をしながらも、「全てを1人で背負わない介護」を考えてみましょう。
福祉課に相談してみましょう。
市役所の福祉課に は介護している人の負担を減らすための様々なサービスがあります。介護で困っている方の受付口と言って良いと思います。現在では「介護保険」という制度が あります。これは簡単に言えば、「高齢者が介護を必要とした時に社会全体で支えあって助け合って行こう」という制度です。福祉課で詳しい内容を教えてくれ ます。
様々なサービスを利用しましょう。
市のサービスにはオムツの無料サービスや料理の宅配サービス等があります。地方 自治体が提供する公的なサービスやさまざまな民間サービスも活用しましょう。介護保険制度を使っての「デイサービス」「ショートステイ」等もあります。デ イサービスは週に2度や3度、介護施設のスタッフさんが送迎をしてくれます。施設では介護者にレクリエーションを行ったり、入浴介助等をしてくれます。
ケアマネージャーさんを探しましょう!
介 護負担を軽くしてくれる「ケアマネージャー」という職業があります。専門家なので介護に関する事にはとても詳しいですし、様々な介護制度について教えてく れます。また地域包括センターとの繋がりもありますので、是非、信頼できるケアマネージャーさんを探して、遠慮せずに頼っていきましょう。遠慮する必要は ありません。困っている方のためにケアマネージャーさん達は働いているのですから。また、かかりつけの病院の医師や地域包括センターに相談する等、普段か ら悩みを気軽に相談出来る人を作る事がとても大切です。必ず助けてくれる人がいます。1人で抱え込むのはやめてください。