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老人介護施設における看護の役割について

介護施設内ではどうしても利用者様の日常生活全般に目が行ってしまいがちです。老人施設内の看護だから介護スタッフに頼まれたことだけ行っていれば良いと思われがちす。 施設内の看護師の役割とは

看護師には看護として重要な役割があります。それは、利用者様の全身状態の観察を十分に看たり、話をゆっくりと傾聴することです。その中から普段と違うな,どうしたんだろうと些細な状態変化の気付きが大切となってきます。そのことで異常の早期発見ができることがあります。発見が出来なかったため不要な入院を余儀なくされ、寝たっきりになったり、認知機能を悪化させたりすることがあります。早期発見ができていれば、それらを防止し、生活水準の質の低下防止に役立つことになります。また不安、不満の除去やストレスの解消にも役立つことがあります。 施設内では孤立無縁になりやすく、なじめずに孤独に過ごすことが多くみられます。そのことを少しでも解消することが看護を行うものとして重要な事だと思われます。

ご家族様との関係について

御家族様との関係の調節も重要となってきます。状態を報告したり、話を聞き不安を除くことで面会に来ていただくことで利用者様の生活環境の改善が図られるようになると思われます。施設に馴染めなく引きこもりになるような利用者様も見えます。そのためにもが家族様と施設のスタッフが何でも話せるような体制を作っていくことが大事となってきます。

今後の施設とは

年を取っていくとどこかに病気を持っていることが多くみられます。それが肉体的や精神的にしろその病気を悪化せずに痛みもなく、不安感も見られないようにまた寝たっきりにもならず落ち着いて平穏で安心した生活の場が持てるような援助が出来たらと思います。ここの施設で本当に良かったといわれるような施設になりたいと思います。

人生最後を迎えるにあたって

人生の最後は誰にでも訪れるものです。御家庭で御家族様に看取られて、最後を送られるのが最良だと思います。が、施設内で最後を迎える人もいらっしゃいます。最期を迎えるにあたって、施設スタッフも最良の援助が出来た。ご本人様もご家族様も本当にここで良かった、安心して最期を迎えれた、と話されることが施設として一番最良だと思います。

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