食べて健康、食べて元気、気持ちよく食べて幸せ

ヨシケイ東愛知代表取締役　野澤佳隆氏

■笑顔で！　明るく！　元気に！
ヨシケイをご利用していますお客様、また当社を応援してくれています皆様に、まずは「ありがとうございます」という感謝の言葉を申し上げます。「ワライ フ」編集部から、ヨシケイの企業としての姿勢や個人的なことを読者に向けてメッセージとして発信してほしいと頼まれ、この一文を書くことになりました。
父が始めたヨシケイを子どもの頃から見ていましたが、18歳で実際に働くようになって、すごく楽しい仕事だと思いました。それはお客様もスタッフもよい人ばかりだったからです。
19歳で他社へ1年間ほど研修に行き、自社の良い所や悪い所がはっきり見えてきました。自社の良い所をさらに良くして、社員が社員を呼び、お客様がお客様を呼ぶ会社にしたいと思いました。
配達にでる社員は、会社の看板でもありますから、「細かなマナーはともかくお客様に好かれ、少なくとも嫌われないように」と常々言っています。
それには、当社は創業35年となりますが、昔から、「笑顔で！　明るく！　元気に！」という教えが社訓のように言い伝えられています。

■座右の銘は「いつでも一生懸命」
いま、36歳という若輩の身ですが、27歳の時に脳梗塞に罹り、健康の大切さを骨身に沁みて感じました。
本当に生きるか死ぬかの病気で、あと数時間手術が遅れていたら、亡くなるか重い後遺症を残したことと思います。いま、生かされている命に感謝しています。
私の座右の銘は「いつでも一生懸命」です。父が他界し、すでに20年の歳月が流れましたが、父は、「優しさと厳しさ」の部分があり、そのことを子ども心に尊敬していました。自分に厳しく一生懸命仕事をしています。社員にも「優しさと厳しさ」で接しています。
本はあまり読みませんが、年配の方などのいろいろな話は真剣に聞きます。壁にぶつかった時など、ふっと大切な言葉が浮かんできて救われることがあります。大事な言葉を真摯に聞くことで、いざという時に瞬間的にその言葉を思い出し、行動できるようになります。
座右の銘を具体化した言葉としてのモットーが3つあります。一つ目は自分だけではクリアできないことが多いですから、「みんな一緒に！」です。二つ目は、「自分の目の前のものから逃げない」。三つ目は、「感じたら、即行動」です。

■日本の食文化を伝えたい
食の宅配を始めて35年のヨシケイ東愛知ですが、生きることは食べること、食べることは生きること。人間の食事はエサではなく、美味しく楽しく食べること が喜びであると考えています。だからこそ、「楽しい食卓、明るい家庭」というコンセプトを創業時から変わらず掲げています。共働きの家庭や1人暮らしの高 齢者宅に食の宅配をしている当社ですが、より付加価値のあることを地域の人々に伝えようと、新規のお客様には作り方のレシピの掲載された小冊子も差し上げ ています。
日本の食文化を伝え、家庭の味を大切にしていただきたいと思っています。添加物のない安全・安心の食材はもちろんのこと、よいものをバランスよく美味しく食べていただきたい。コンビニ弁当やインスタントでは飽きます。人の温もりが感じられる家庭の味は大切です。
デジタル化の時代ですが、人と人との情はアナログでしかできなく1番大切なことだと思います。

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●ヨシケイ東愛知とは？
ヨシケイ東愛知は、夕飯おかずの献立と食材を毎日お客様のご自宅までお届けする会社です。ヨシケイレディが「ヨシケイ号」を使って、食材をお届けしている姿をごらんになった方もおられることと思います。
ヨシケイ東愛知では専門の栄養士が、栄養バランスや摂取カロリーを考え抜いて作成したメニューと、地元の食材を中心に、安全と安心にこだわって選び抜いた 食材をお届けしています。毎日の献立に悩んでいる方、買い物に行く時間がない方、バランスの取れた食生活をしたいと思っている方をしっかりサポートいたし ます。

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