脳を鍛える 日常生活で可能な脳トレーニング
最近物忘れが多いといったことはありませんか?脳は使わずにいると、最悪認知症につながることもあります。それを防止するために、日頃から頭を使うようにする習慣を身につけることが大切です。
難しそうと考えてしまいがちですが、簡単に始められるものもあるので、まずは簡単なものから始めていくようにして、次第に難しいものにもチャレンジしていきましょう。
どこで脳は使われるか
運動を怠ると筋肉が衰えていくように、脳も使わずにいると衰えていきます。しかし、脳は難しいことを考える時にだけ使われるわけではなく、指を動かすだけでも脳にも刺激が伝わり、感動した時にも脳は使われています。
他にも自分の好きなことをしている時にも脳は活発に働きます。そのため趣味を持つことは脳を活性化させることに大きな助けとなるのです。
受動的よりも能動的かつ積極的な生活をすることが、脳に刺激を与え、活性化させることにつながるのです。
日常生活で脳を鍛える
日常生活で手軽にできるものはいくつかあります。まず、日頃見ているテレビですが、番組の合間に入るCMの内容を覚えてみましょう。どんなCMでどの順番で放送されたか、番組が始まったらそれを思い出してみましょう。
テレビドラマでも、ちょっと観かたを変えてみます。推理ドラマなどで、内容を覚えながら誰が犯人なのかを予測するだけでも脳は活性化させることができます。
散歩に出かけた時にも、いつもの道とは違う道を通ってみるだけでも、脳に刺激を与えます。ただ歩くだけでなく、鳥を観察してみたり、家の屋根の形や色など、何かに注目しながら歩いてみることで、脳をリフレッシュさせることができます。
待ち時間も有効に活用しましょう。例えば車のナンバープレートが見えるなら、その数字を瞬時に計算してみるのも非常に効果があります。窓の外から見える景色も色々な言葉を使いながら文章にしてみると、脳の普段使わない部分を使うこともできます。
脳トレーニングを始める
脳をさらに活性化させるために、脳トレを始めましょう。次のような脳トレが効果的です。
・計算問題を素早く解く
足し算や引き算などの簡単な計算問題を素早く解くことで、脳の広い範囲が活発に働くことが分かっています。慣れてきたら掛け算や割り算、桁を増やすといった問題にもチャレンジしましょう。
・文字を書いて音読する
文字を書くといった手を使った行動は脳に刺激を与えることができます。また、書いたものを声に出して読むことも非常に効果的です。
・塗り絵や陶芸など
塗り絵や陶芸、粘土細工などの芸術性のあるトレーニングは脳にとても効果があります。始めるための準備が大変なので、まずは塗り絵などの簡単なものから始めてみましょう。