十明山(愛知県 豊田市)
「概要」
十明山は焙烙山の東北、豊田市四ツ松町に位置しています。山頂には十明神社の奥宮が祀られています。十明神社にはたくさんの奉納のぼり旗が立っています。
毎年祭礼が行われるというこの境内は展望があり,足助の山々をよく見ることができます。十明山とはその近辺の八ヶ村の氏神を集めた山といわれています。
十明山山頂一帯には大きな鳥居が斜面に立ち並び、たくさんの新しい社が祭られるようになりました。そのため十明山を登山する人より多くの社を参りにくる人のほうが多いかもしれません。
しかし十明山南に六所山と焙烙山があるので、ウォーミングアップとして十明山へ登山してから六所山、焙烙山と登山する人もいます。
登山道は十明山南口から登りしばらく歩くと四駆車なら登れる荒れた道があります。10分ほど歩いていくと木の大きな鳥居が見えてきて上社に到着します。
建てられて10年以上、いくつもある鳥居や社のうちには朽ちてきたものもあります。最後の鳥居を抜けると、ここは以前と変わりなく古い石碑・祠と三角点があります。
十明山は案内標識がないため、雨でぬかるんでいたり、林に入ってもやや分かり難いことがあります。
「アクセス」
十明山へ登山する際は車でのアクセスが便利になります。豊田松平ICから国道301号線、県道39号線、県道360号線、市道を使って20分程度です。登り口は市道と県道77号線の交差点にあります。
十明山は愛知県豊田市四ツ松町にあります。駐車場は市道と県道77号線の交差点脇に無料で止めれるスペースがあります。
「その他」
早めに駐車場へ行き、リュックを背負って準備運動している人の姿を多くみることができるのでわかりやすいかと思います。
十明山に登山する人の休憩場所として「大山家」という休憩場所があります。この屋敷の前は広場があるので、天気のいい日には広場にレジャーシートをひいてお弁当を食べるのもいいかもしれません。
またトイレとソーラー発電パネルもあります。また大山家の奥には立派な別荘もあるため、何日かかけて十明山を登山することもできます。