蚕霊山(愛知県 豊田市)
「概要」
蚕霊山は標高434.2メートル、「和紙のふるさと」で知られる小原町の南東の豊田市日面町にあります。大正以前には蚕霊山山頂に御嶽教会があったともいわれています。
蚕霊山という山名がついたのは、山頂にある蚕霊神社に由来されています。南北に長く尾根を伸ばし、山頂部は台形状になっています。山頂からは豊田、猿投方面が一望できます。
また山頂まで車で入ることができます。また土の山道がまったくないので、はじめて登山する人にもオススメな山となっています。特に天気のいい日は日がさすので、ゆっくり歩くことができるので道端に咲く花を撮影したり、いろいろな景色をしっかり楽しむことができます。
駐車場から歩いていると小さな美術館があります。この美術館は月曜定休になっています。ひたすらアスファルトを歩いていくと上り坂が続きます。この上り坂は苦になるほど角度がないので、楽に登っていくことができます。
歩き始めて10分ほどで登山口に到着します。蚕霊山は熊が出ることがあるようなので、気をつけてください。
登山口からもアスファルトが続きます。登山開始してから約40分ほどで神社が見えてきます。これが山頂となります。とても歩きやすいのでトレッキングシューズじゃなくスニーカーでも簡単に登山することができます。
「アクセス」
蚕霊山には車で向かうことをオススメします。豊田勘八ICから県道11号、市道で30分ほどです。蚕霊神社を目指して林道を走っていきます。
蚕霊山は愛知県豊田市日面町にあります。山頂付近の蚕霊神社導入道入り口が登り口となっており、駐車場も登り口脇に無料で停めれるようになっています。
「その他」
蚕霊山山頂にある蚕霊神社は愛知高原国定公園内にあり蚕をお祀りしている神社として知られ、「こだまさん」と呼ばれ親しまれています。
家内安全などの祈祷を行っていますが、縁結びの神様としても有名になっているため、老若男女問わず蚕霊神社に参拝しにいくといった方々が多くいます。