飯盛山(愛知県 豊田市)
「概要」
飯盛山は標高254メートル、愛知県豊田市足助町にある山です。香嵐渓の中心にそびえる飯盛山は、カタクリの群生地としても知られています。5000平方メートルという広さに群生するカタクリをみることができます。
時の町長と香積寺35世住職・雲外黙仙和尚らが命名した香嵐渓には「飯盛山からの薫風は、香積寺参道の青楓を透して巴川を渡り香ぐわしいまでの山気を運んでくる。山気とはすなわち嵐気也」という意味があるようです。
紅葉シーズンになると登山者だけではなく、紅葉を楽しみたいという人も多くみかけます。カタクリは天気の悪い日や、夜には花を閉じてしまうので、晴れた日に出かけるのがオススメです。
登山口は香嵐渓の入り口付近と奥にあります。鳥居をくぐるとすぐに香積寺がみえてきます。この香積寺には370年前に香積寺の住職が植え始めたのが始まりといわれているようです。
今では4000本もの木が美しい紅葉をみせるようになりました。
登山道自体は狭く、曇っていたり雨が降っているときには暗く感じることがあります。しかしたくさんの人が登山しているのでしっかり足も踏まれており、道も単調なため道を間違えることがありません。傾斜もゆるいのでスニーカーでも登山できるかと思います。香積寺の脇から山頂に登ることができます。
「アクセス」
車で飯盛山まで向かう人は猿投グリーンロード力石ICをおりて国道153号線へ、足助町から香嵐渓駐車場へと向かってください。電車で向かう人は名鉄三河線猿投駅からとよたおいでんバス百年草行きで34分、香嵐渓下車してすぐです。
飯盛山は愛知県豊田市足助町にあります。駐車場は有料なため、電車とバスを使ってくる登山者のほうが目立ちます。
「その他」
飯盛山へ登山した際には香嵐亭で体を休めるのもいいかもしれません。紅葉で有名な香嵐渓の中心地に位置しており、もみじ発祥の香積寺の山である飯盛山は目の前にあります。そのため場所的にも一番いいところとなっています。
“Iimoriyama aichi” by KAMUI – I took a picture.. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.